コラム

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2021.12.06

食品表示とは

こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。

今回のテーマは【食品表示】について。

皆さんは袋や容器に入った食べ物の裏に記載されている、『食品表示』を見たことはありますか?私達が普段どんなものを口にしているのか、知る機会にもなると思います。どうやって見るのか、どんなことが書かれているのか知ってもらえたらと思います。

・食品表示とは

・食品表示の内容

・消費期限と賞味期限の違い

食品表示とは

食品についている表示やマークから、その食品の内容が記載されているものが『食品表示』であう。どのような原材料を使って作られたか、アレルギーの表示、どのように保存したら良いか、賞味期限はいつなのか等、食品に対しての様々な情報が記載されています。

特に近年は食物アレルギーを持っている方が多くみえます。間違えて誤食しない為にも、アレルギーの表示は細かく記載されるように義務付けられるようになりました。

食品表示の内容

では実際に食品の表示を見ていきながら説明していきましょう。 今回は『カステラ』の商品で食品表示を見比べてみます。

同じカステラでも、原材料、賞味期限、販売者、製造会社など違います。

特に原材料の中身が違うことが分かります。上は「砂糖・もち米飴・蜂蜜」が使用されていますが、下には「砂糖・蜂蜜・水飴・イソマルトオリゴ糖」と4種類の甘味料として使用されています。

例えば、より多くの糖質を摂取したいなら上のカステラを選ぶのがオススメです。下には牛乳も含まれているので、上の方が沢山の糖質を摂取することが出来ます。

このように同じ食品でも目的に合わせて、何を選ぶか必要になります。

そして栄養成分表示※も記載がされています。

※栄養成分表示とは…容器包装に入れられた加工食品及び添加物には、食品に含まれる栄養成分に関する情報 を明らかにし、消費者に適切な食生活を実践していただくために、栄養成分表示が表示されています。

表示には熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの順で表示されています。ただし、ナトリウムについては食塩相当量で表示されています。また、表示が推奨されている栄養成分や任意で表示される栄養成分についても表示されています。(消費者庁公式HP:栄養成分表示より一部抜粋)

このように商品の裏を見れば、様々な情報を知ることが出来ます。他の食材でも、同じもの同士で比べてみると様々な違いがあります。自分が食べるものにどんなものが入っているか、期限はいつなのか、保存方法を知っておくことはとても大切です。

消費期限と賞味期限の違い

私たちが美味しく食べるために、市販のものには期日の記載がされています。

その期日は、商品の袋や容器に「消費期限」か「賞味期限」のどちらか2種類が表示されています。その違いもぜひ覚えておきましょう。

▶消費期限…期日を過ぎたら食べないようにする期日の表示

例:お弁当、お惣菜、お刺身、サンドイッチ、生めん、ケーキなど日持ちがしないもの

傷みやすく、万が一食べてしまうと体調を崩す恐れもあります。

▶賞味期限…美味しく食べることが出来る期間のこと

例:乾麺、冷凍食品、お菓子、缶詰、塩などの調味料

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。(農林水産省公式HPより)

また乳製品でもあるチーズやヨーグルト、牛乳は賞味期限の記載がされていますが、開封すると傷みやすい食材です。期限前でも開封したら早めに使い切りましょう。

自分が購入したものが『消費期限』なのか『賞味期限』なのか知っておくことでは、自分の身を守りながら安心して食べることが出来ます。ぜひ食品の劣化や傷むのを防いで美味しい状態で食べましょう。

いかがでしたでしょうか?

私達の身体は、食べたものから出来ているといっても過言ではありません。

正しい保存方法や期限を守り、美味しく食べ物を食べて万全の状態でスポーツに取り組めたらと思います。