コラム

column

2021.12.15

目標設定について

四国の香川県で水泳指導しているTake-your-marksの青木です(^^)

今回は、目標設定についてお話します。

皆さんは「夢」はありますか?

将来の夢で○○になりたい!や水泳選手だとオリンピックで優勝したい!などあると思います。

夢を持つことはすごく大切なことです。大きな夢を持ちましょう!

夢の前にあるのが目標です。

目標とは、『目』で見える「標」。

「目」で見たときにその「夢」に近づいているかの「標」となるのが「目標」です。

「夢」だとすごく遠いものになるので、「夢」の前に「目的」を入れてあげましょう。

目的とは、「目」で見える「的」。

正確には「目的」というゴールに向かって立てられる過程が「目標」です。

よく目標を設定しましょう!

あなたの目標は?

と聞かれたりしますが…あなたが目標と思っているのは本当の意味では

「目的」です。

4泳法泳げるようになりたい!

自己ベストを出したい!

JOに出場したい! など

「目標」はこれらの「目的」を達成するためにどのようにしたらいいのか?どう行動すればよいのかになります。

「目的」の最終ゴールだけ決めてもどうすれば達成できるかの道筋(目標)を決めてあげないといけません。

例えば、山の頂上(目的)を目的地として漠然と上ると道に迷ったり通れない道があるかもしれません。また危険な動物が出るかもしれません。

この時に、山頂に行くためにはどうしたらよいのか?

を考えて、必要な準備物は?地図や経路は?どれくらいで登れるのか?など(目標)がとても大切になります。

では一緒に目標を作ってみませんか?

① 「目的」を決めよう!

 目的は「目」で見える「的」ですよ!目で見えないような的にしてしまわないようにしましょう。

 例:JOに出場する!自己ベストを出す!4泳法泳げるようになる。

② 「自分の現在」をしっかりと把握しよう!

 目的から今現在の自分がどれくらい離れているか確認しよう。

 達成できそうなのか?→達成できそうにないのであれば目的のレベルを下げてみましょう。

 ※ 具体的に自分の位置と目的の位置を把握でできるとよい。

  例:自己ベスト31.50 9歳以下JO標準記録 30.95 あと0.55

③ 目的を達成するための「目標」を作ろう!

 目的を達成するためには何がどう変われば達成できるか考えてみましょう。

 ※ 具体的に自分の位置を把握できていると目標設定しやすいです。

  例:飛込が遅いから飛込から浮き上がりで0.3秒速くしよう。

    ターンをもっと早く水中も気を付けて0.3秒速くして合計0.6秒なる。

目標設定できましたか?

こうすることで、漠然と目的を目指すのではなく目標に沿って達成していくことによって目的地へとたどり着けます。

目標が間違っていたり達成ができなければ修正を加えながら行えばよいのです。

ただ目的を目指しているとどこで間違えたかや達成できなかった理由もわかりません。

目標をしっかりと設定できるようになりましょう!

成功体験を多く積むことがとても大切です。

自分に合った目標を達成していきましょう!

そうすればいずれ「夢」を追いかけられる目標ができるでしょう! もし自分で難しいようでしたらぜひご相談いただけたらと思います。