コラム

column

2021.08.30

糖質とは①

こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。

今回は栄養シリーズでお話していきます。最初は3大栄養素とも言われている1つ目、【糖質】について。

以前のコラムにも出てきましたが、この【糖質】は身体を動かす以外に他にどのような役割があるのか、どんな食品に含まれているかお話していきます。

糖質の役割

【糖質の役割】

まず『糖質』とは、皆さんも知っている炭水化物から食物繊維を除いたもの。皆さんも聞いたことある『炭水化物』は糖質と食物繊維も合わせたものになります。

炭水化物=糖質+食物繊維 となります。

①エネルギー源になる

糖質は身体を動かすためのエネルギーに変わります。糖質はたんぱく質や脂質に比べて、素早くエネルギーに変わります。

身体を動かすためにも必要ですが、『脳』にとって重要なエネルギー源になっています。脳は、感情や体温調節など私達が生きていく上で必要な活動を行っています。そんな脳のエネルギー源になるのは、ほぼ糖質だけなのです。ボーッとする、頭が働かない、そんなときは脳にエネルギーが足りてないかもしれません。

②脂質をエネルギーとして使うために必要

【脂質】も3大栄養素の1つです。

この脂質もエネルギーとして働くことが出来ます。ただ、脂質だけではエネルギーになることが出来ません。エネルギーになるための燃料として、糖質が必要になります。

③たんぱく質の役割を邪魔しない

たんぱく質の役割は、

・筋肉を大きくする

・骨や筋肉を作る

・成長促進

とこのような役割があります。ですが身体の中に糖質が足りていないと、たんぱく質からエネルギーを作ろうとしてしまいます。これでは、たんぱく質の役割を果たせません。

なので糖質を摂ることによって、糖質からエネルギーを作り、たんぱく質本来の役割を果たしてもらうことができるのです。

④エネルギーを貯蔵

体内に入った糖質は、すぐエネルギーになるものと、グリコーゲンという物質に変わって身体に貯蔵されるものがあります。

このグリコーゲンは筋肉と肝臓に貯蔵されます。筋肉に蓄えられたグリコーゲンは脳神経系のエネルギー源に、肝臓に蓄えられたグリコーゲンは運動エネルギー源になります。

糖質も体内に貯蔵されますが、その量は400~500gとされています。なのでこまめに摂取することが大切です。

いかがでしたでしょうか?

今回は糖質の役割についてお伝えしました。次回は、さらに詳しく糖質についてお話していこうと思います。