コラム

column

2021.12.08

勝ち色について②

四国の香川県で水泳指導しているTake-your-marksの青木です(^^)

前回勝ち色のチェックの仕方について説明させていただきました。

今回は簡単にどうしてそうなるのか?や活用の仕方について説明していきます。

勝ち色はFSEM(Five-Senses-Effect-Method)のうちの一つです。

FSEMとは、脳神経12対を活用し、本来持っている『感覚(五感)』を磨き、パフォーマンスアップを図るトレーニングメソッドです。

感覚(五感)…視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚

がありますが、勝ち色は視覚にアプローチし脳神経12対の第2脳神経である視神経の反応を活用しています。

~勝ち色の使い方~

勝ち色の使い方は様々です。

前回6色(赤・青・黄・緑・白・黒)で色による変化で柔軟性が変わるかをチェックしました。

1位から6位まで順位をつけて1位を1col,2位を2col…6位を6colとします。

(勝ち色の単位col(カラ))

① 自分が泳ぐ場合は色によってどう変化するか感じるかを知る。

1colの場合、力が入りやすい・可動域が広がった・呼吸がしやすい(入りやすい)など

6colの場合、力が入りにくい・泳ぎが小さくなる・息苦しい(呼吸が入りにくい)など

水泳選手は意外と合わない色のゴーグルを使っている選手が多い場合があります。

私の見解としましては、水を重く感じているほうが進んだ感じがあったり、可動域が狭いほうが動かしている感があり好んで使っている場合もあります。

トップ選手は多くが自然と自分に合う色を使っている場合が多いです。

それは、日々高いレベルで自分と向き合ってトレーニングしているため感覚が優れていることが多いからだと思います。

折り紙によるチェックと変わる場合もあります。

勝ち色を水泳に取り入れて自分の身体を最大限発揮できるようにしてレースに臨むようにするといいです。

※ミラーゴーグルは色の複合色でありゴーグルを覗いた感じと体の反応が変わる場合があります。ご注意ください。

私の場合1colで平泳ぎを泳ぐと浮きすぎて足が水面から出るため2~3colを使用することが多いです。

必ずしも1colが良いとは限りません。自分に合う勝ち色を見つけましょう。

② 勝ち色を使ってトレーニングをコントロールする。

練習の負荷を色によって変化してみましょう。

楽な日は少し合わない色で泳いでみたり、きつい日は合う色でなど調整してみても面白いと思います。

勝ち色を取り入れているスイミングクラブでは練習中にゴーグルの色を指定(合う・合わない)して調整しているところもあります。

※合わない色の場合泳ぎが崩れたり身体の負荷が多くなることがありますのでご注意ください。

③ 勝ち色を使って調整してみよう。

勝ち色を活用しているトップスイマーの中には、調整に使用しているスイマーが多くいます。

大事なレース1カ月前から1週間ごとに合う色にしていき調子を上げたり、予選と決勝で変えたりしたりしています。

④ 勝ち色を使って感覚を鍛えよう。

勝ち色は慣れると変化する場合があります。

その変化を感じられるようになることが自分の身体を知るうえでとても重要なことです。

今日なんか違うな…。

と思ってそれに対応することができるようになるために勝ち色を活用してみてください。

定期的に勝ち色をチェックすることで気付けるようになってきます。

大きな感覚の五感の変化を知ることや感じることができるようにならなければ、水の感覚などの様々なちいさな感覚も知ることができなかったり感じることもできないと思います。

最後に・・・

色が自分に合っていた方も合っていなかった方も…

自分の勝ち色を上手に活用してみましょう!

本当のあなたはもっとすごい!まだまだ可能性はたくさんです!!

詳しくは全国各地にいるボディバランス・チューニング協会のトレーナーさんや勝ち色指導員資格保有の方に相談してみるとあなたに合った使い方を提案していただけると思います。

チェックも6色でしたが13色ある勝ち色ゴーグルで泳いでチェックしたりもできます。 私の方でも相談に乗りますのでご連絡いただけたらと思います