コラム

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2022.08.04

和菓子はスポーツの強い味方!


みなさま、間食は何を食べていますか?いわゆる「おやつ」というのは決して悪いことではありません。むしろしっかり目的を持っておやつを摂ることはスポーツをやる上で大切なことです。


こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。

皆さんは和菓子を食べることはありますか?実は和菓子はスポーツをするアスリートとって強い味方です。補食や間食のレパートリーに、和菓子を追加して欲しいと思います。今回は『和菓子』についてお話していこうと思います。

・和菓子の魅力

・和菓子を取り入れてみよう

・オススメの和菓子

和菓子の魅力

和菓子というと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?洋菓子に比べて、少し渋くて地味なイメージがあるかもしれません。そんな和菓子は、実は補食や運動前後にもオススメしたい優秀な食材です。その理由として…

  • エネルギーになる糖質が豊富
  • 脂質が少ない
  • 1個で満足感を得やすい

といったメリットがあります。

和菓子は主に米粉、小麦粉、砂糖、あんで作られているものが多くあります。特に砂糖や米粉、小麦粉は糖質を多く含むため、運動前のエネルギー補給や運動中、運動後の糖質摂取にも効果的です。

そして、バターや乳製品を多く使用する洋菓子と違い脂質を多く含みません。そのため、脂質の過剰摂取を防ぐことが出来ます。まんじゅうや羊羹など、1個のボリュームがあるため、満足しやすく食べ過ぎ防止にも効果的です。

ただし和菓子も砂糖を多く使用しているため、糖質の過剰摂取にならないように気を付けましょう。また、砂糖の摂りすぎは虫歯の原因にもなります。和菓子だけに限らず、虫歯にならないように食後にうがいや歯磨きを忘れずに行いましょう。

和菓子を取り入れよう

和菓子にも、様々な種類があります。全ての和菓子が運動に向いている訳ではありません。ボリュームがあり満足感を得やすいものから、すぐエネルギーとして取り入れやすいものまで種類があります。コンビニやスーパーに置いてある和菓子を中心に載せています。ぜひ参考にしてみて下さい。

水分量が多く、日持ちが数日しか持たない『生菓子』は1個のボリュームがあるので、沢山の糖質を摂取したい時におススメです。また、大福やおはぎのようにお餅やもち米を使用しているものは腹持ちも良くなります。

『半生菓子』は水分量が少なく、生菓子に比べてボリュームも少ないものが多いのが特徴です。少量の糖質補給をしたい場合などに最適です。

『干菓子』は、かりんとうのように揚げているものもあるため、運動には不向きなものもあります。

オススメの和菓子

実際にコンビニで購入できる和菓子を紹介します。コンビニやスーパーによって品数や種類は違いますが、参考にして下さい。

塩豆大福

糖質量が多く、もち粉を使用しているため1個で満足感が出ます。

塩豆入りなので塩分の補給にもなり、賞味期限も長く日持ちしやすいのが特徴です。

どら焼き

大福より糖質量は少なめです。食塩量が少ないのが特徴です。普段和菓子を食べ慣れていない人や、少し洋風なものを摂取したい時におススメです。

羊羹

脂質が少なく、ほぼ糖質のみで出来ています。少量でもすぐにエネルギー補給が出来て、片手で食べられるのが特徴です。

紹介した和菓子以外にも、沢山の和菓子がコンビニやスーパーにあります。自分のお気に入りの和菓子を見つけておくと、練習前後や試合の補食として楽しみになるかもしれません。

ですが、和「菓子」とお菓子に分類されるものです。あくまでも栄養は、普段の食事から摂取していきましょう。補食として、和菓子をレパートリーに追加してもらえたらと思います。