コラム

column

2021.11.02

ひとみんのイントラ部屋 ~ 平泳ぎ 2K1P ~

平泳ぎのドリル練習において欠かせない2K1Pについて解説をしたい。

ポイント

❶さぁ、蹴りましょうの動き出しで、腰を丸めておけるかどうか?

❷足の形は既に整っているか?

❸蹴伸びの姿勢になる準備(腹筋と背筋を伸ばしてキープ)は出来ているか。

・動きのイメージ

・どのようにすればできるかの完成形イメージ

・早めに力んでいないか…

2Kの際に、キックでまっすぐ進むイメージづくり

しゅーん、スーなど、イメージできる言葉を用意して 

その長さを(3秒ならば スーと言っている時間が3秒)

(息が吐き終わるまででも同義)

進んだ距離(3m タイル5個などなんでもいい)を大体覚えておくとよい。

1Pで大きく手をかいて腰がまっすぐになっても、次のキックの腰を丸めるに繋げられるか?

手を掻くことに意識が行きすぎていないか?

肩が力んでしまい、すくんでいないか?

↑結構重要 次の丸まる…の動作にこれだとお腹が伸びて力んでしまい 力が抜けないため

改善方法

・肩を下げて耳から距離を離す

・腰のあたりで肘が動くよう背骨を丸める

・1Pが無事終わり、次のキック動作を腰を使って前に乗る姿勢を作り  →大変重要

2回目のキックでも、1Pの勢いはないにせよ

似たような反動で体重を前にかけられるか?

平泳ぎにおいては、骨盤後傾の姿勢が取れるか?が泳ぎのキーとなる。呼吸動作で背中が反ってしまうと次に入水する際力がお尻側にかかってしまうからだ。

そうすると、その場に落ちてしまい水に乗れず上下運動を行うこととなる。

それでは足の位置が下を向いてしまい効率よく泳ぐことは難しい。

言葉で書くのは誤解が生じるのでこの程度にしたいと思うが、腰で踏ん張れるか、そこからはじめて腹筋や背筋が使えると思う。

原始的な動作であるが故に、また、整体種目でもあるので、苦手でも是非取り組んでいただけたらなぁと、切に願う。