2021.11.15
ミネラルについて
こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。
今回は【ミネラル】について。
5大栄養素の最後のお話になります。『ビタミン・ミネラル』とセットにされることが多いミネラルですが、ビタミンとは違う役割をしています。
そんなミネラルのこともぜひ、覚えてもらえたらと思います。
・ミネラルとは
・ミネラルの種類とその役割
ミネラルとは
①身体の成分になる
ミネラルは骨や歯の材料に必要、血液に含まれるヘモグロビンの材料になる。
②筋肉や神経を正常に保つ
筋肉の収縮を正常に行い、神経の伝達をスムーズにする役割がある。
③代謝を促進する
糖質、脂質からエネルギーを作り出すときに必要。
④体内を一定の良い状態に保つのを維持する
体内の水分量を一定にして血圧をコントロールし、体液をアルカリ性に保つ役割をしている。
このようにミネラルは主に4つの働きがあります。
また、どのミネラルも体内で作ることが出来ないので食事からの摂取が必要です。
そして種類によってさらに役割が違います。
ミネラルの種類とその役割
私達の体内に必要な16種類のミネラルを必須ミネラルといいます。
このミネラルは大きく2種類に分かれています。
・多量ミネラル・・・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン
・微量ミネラル・・・鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン
1日の食事の中で、必要な摂取量が多いものが多量ミネラル、
それより少ないものが微量ミネラルに分けられています。
では簡単にですがミネラルの役割を説明していきましょう。
※この加工食品には、ハム・ソーセージなどに添加物として多くのリンが含まれています。他にも、レトルト食品や清涼飲料水にも含まれています。
※酵素とは…食べ物を身体の中で、吸収し消化してからエネルギーを作り出すための材料になります。
※インスリンとは…膵(すい)臓から分泌されるホルモンの1種のこと。インスリンが正常に働かなくなると、糖尿病になる可能性があります。
過剰摂取は胃腸障害や下痢、骨密度の低下といった身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば…リンの摂りすぎは、カルシウムの吸収率を下げてしまいます。
また、不足しないようにすることも大切です。カルシウムが不足すると、骨粗鬆症になる可能性が出てきます。
いつも決まったものを食べるのではなく、様々な食材に含まれるミネラルを摂取しましょう。
いかがでしたでしょうか。
3大栄養素と比べると、役割は少ないかもしれませんが、私達の身体にとって大切な役割をしています。ビタミンと同じように、『縁の下の力持ち』なのです。
こうしてミネラルを多く含む食材を見ると、全体的に野菜や海藻といったものにミネラルは多く含まれています。外食や買い食いなどは糖質と脂質が中心になるものが多く、野菜や海藻類は不足しやすくなります。追加でサラダやおひたしなど、野菜のおかずを1品増やしてみましょう。