コラム

column

2021.11.12

ダッシュの仕方

どの泳法においても、最大の長さを最速で回転させれば

早く泳ぐことができる。

では具体的にはどういった要素に分解できるか?というと、

長さと速さだ。

長さ…1ストロークで進む距離を長くする

力を入れれば水を押せるか?違う

優しくさっとはらうようにする?

水が素早く動くのはどんな時?

→水深が浅いところの水を 

浅い角度で素早く後ろに送る

最速…1ストロークが何秒で終わるのか?

力を入れると動作は止まる

力を抜けば素早く動く

どのように練習すれば良いのか

1.動作の全体像 正確に行う

2.どのような点がやりやすい/やりにくい

3.反動や力を入れなくも動くところを探す

どの種目においても共通であるがひとまずは、興味関心が多そうなクロールで解説しよう。

クロール 工夫ポイント

1.浅い角度で最速で長くかくフォームはどれか?

手の角度 胸を広げるなど動作の向きや方向は?

2.力の入れ方 

→反動を使えないか? 

3.バランスの取り方 

→安定させようと力んでいないか?

このようになにがどうなっていて、どのように解決できるのか、分けて考えてそれを繋げてみて上手くいくのか?を何度も繰り返すと良いと思う。

さいごに

頭の中でも、体の動作の部分でも引っ掛かるところがあれば、できるだけ早急に解決するよう努める。

わからないまま、まぁいっかで解決することもあるが、力んでしまうと大抵上手くいかないと思ってもらえれば良いので、上手く動けないならば、大抵力んでいると疑い、そうであるならば力を使わずに動けないか?と考えるとよい。

体が動く方向と体が動きたいなと思う方を無理に制御していないか?を見極めて改善するのがわかりやすいとおもう。

そのように体が動きたいように動作を行なっていると、一つの答えが出てくる。

その一つの動作を澱みなく、練習して身につけ、使いこなせるようにしていけば、また新たな改善点が出てくる。

指や手先に力を入れていないか?

ではどこ?→体幹

体の中心から力が先に伝わる感覚を理解する。

これができれば全ての種目で泳ぎやすくなってくるはずだ。