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2022.01.24

プロテインとは? ~ 後編 ~

こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。

前回に続いて【プロテイン】の続きです。

前編では、プロテインの種類や摂取量についてお話していきました。

今回はプロテインのメリット・デメリットについてお話していこうと思います。

・プロテインのメリット ・プロテインのデメリット

プロテインのメリット

▶筋肉の分解抑制

運動によって筋肉に含まれているたんぱく質が分解されます。その筋肉を修復するためには、たんぱく質の摂取が必要になります。固形物の食事からたんぱく質も摂るのも良いですが、より身体への吸収が早いプロテインを摂取することもオススメです。

▶持ち運びしやすい

食事の中でたんぱく質の量が不足することもあります。例えば外食などでたんぱく質が不足した時、捕食として取り入れることも出来ます。運動後にすぐ食事をするのが難しい場合、食べ物が口に入っていかないときにもプロテインで栄養補給してあげることも可能です。

▶食が細い人や高齢の方に

特に女性や高齢の方はたんぱく質不足になりやすいことが多い傾向です。食事からたんぱく質を摂取するのが難しい場合、手軽に飲めるプロテインを取り入れるのもオススメです。

プロテインのデメリット

先ほどもお話ししたように、プロテインは手軽にたんぱく質を摂取することが出来ます。

しかし普段の食事で十分なたんぱく質を摂取している場合、摂りすぎに繋がります。

一度に沢山のたんぱく質を摂っても、その全てが身体に吸収されるものではありません。

▶内臓疲労

身体の中で必要とされるたんぱく質は吸収されますが、必要ないものは体外に排出されていきます。その際に肝臓や腎臓を使って排出されます。たんぱく質の過剰摂取は、より肝臓や腎臓を使うことになるので内蔵疲労を引き起こす可能性があります。

▶食事の偏り

たんぱく質ばかりの食事になってしまうと、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの不足が出てくる可能性もあります。思うように身体が動かない、疲れが取れない、風邪をひきやすい、ケガが治りにくいといった症状が出てくることもあります。

▶人工甘味料に注意

プロテインの種類によってですが、多くの人工甘味料が使用されていることがあります。人工甘味料の甘さに慣れてしまうと、普段の食事の味付けが薄く感じてしまい濃い味を好む可能性が出てきます。濃い味の食事が続くと、生活習慣病や病気を招く可能性があります。原材料を見て出来るだけ人工甘味料の少ないものを選びましょう。

いかがでしたか?

私達の筋肉・骨や歯を作る大切な栄養ですが、摂りすぎには注意が必要です。

まず食事だけで足りているのか、不足しているのかを調べてから上手にプロテインを取り入れていきましょう。