コラム

column

2022.02.28

魚食べてますか?

こんにちは、アスリートフードマイスターのくみです。

皆さんは日頃から魚を食べていますか?

スポーツをする皆さんにとって、『魚』は心強い味方になるのをご存じですか?

・私達の魚の摂取量

・魚を食べるメリット

・取り入れ方

私たちの、魚の摂取量

最近の食事では「肉食」が多くなり、「魚離れ」が問題になっています。

水産庁(日本の行政機関、農林水産省の外局)の調べでは、年々魚の摂取量が減ってきています。

この「魚離れ」が起きている原因として、①作る手間がかかる ②食べにくい

という2つが原因にあるのかもしれません。魚を最初から全て自分で処理しようとすると、時間も手間

もかかってしまいます。

そして魚の骨が多くて食べにくい、というのも原因にあるのかもしれません。

魚を食べるメリット

そんな魚ですが、スポーツをする皆さんにとってのメリットがあります。

▶良質な脂質の摂取が出来る

魚の脂質に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)には記憶力向上といった脳の機能活性化に効果が期待されています。

またEPA(エイコサペンタエン酸)には神経系の機能を向上させる効果や、生活習慣病予防に期待されています。

特にEPAはスポーツ界でも注目されています。

その理由として、

①血液の流れが良くなり、身体の中を流れる酸素がスムーズになる

②心臓への負担が少なくなり、運動効率が良くなる

③運動の際の疲労が軽減し、楽に運動が行える

と日本だけでなく、海外のスポーツ界でも注目されているのです。

▶カルシウムの摂取が出来る

ししゃもやしらすといった、頭からしっぽまで丸ごと食べられる魚にはカルシウムが豊富です。骨も柔らかく、丸ごと食べれて骨を作る材料になるカルシウムも摂取出来ます。

よく噛むことで咀嚼回数も自然と増えていきます。

噛むことでリラックス効果や集中力が増し、練習や試合に集中することが出来ます。

例えば、しらすをおにぎりや卵焼きに取り入れてみるのもオススメです。

取り入れ方

そんなメリットがある魚の取り入れ方をご紹介していきます。我が家でも取り入れている方法なので、ぜひ参考にしてみて下さい。

▶切り身を購入する

自分でさばいたりするのは時間がかかるため、購入する際は切り身にしています。処理に時間がかからないので、そのまま焼くか刺身用ならお刺身で手軽に食べています。

加熱せず生のまま食べることで、魚に含まれているDHAやEPAをより多く摂取することが出来ます。

▶魚の缶詰を取り入れる

持ち運びが出来て、長期保存が出来る缶詰も便利です。味がついているものはそのまま食べることも出来ますし、お弁当の主菜にも便利です。

缶詰の魚は骨まで柔らかくなっているものも多く、骨まで食べられるのでカルシウムの摂取をすることが出来ます。魚の缶詰は、スーパーでなどで沢山の種類のものが置いてあります。ぜひ自分のお気に入りを何種類か探してみましょう。

▶補食に小魚を取り入れる

なかなか食事に取り入れるのが難しい場合、捕食やおやつとして取り入れてみましょう。

その際、食塩過多にならないように食塩不使用のものを選びましょう。

▶外食の際に、魚が主菜のものにする

私がよく取り入れる方法ですが「最近、魚を食べていないな…」と感じた時に、外食で魚が主菜のものを選ぶようにしています。魚の定食や海鮮の丼など、探してみると外食でも魚のメニューは沢山あります。

外食でエビフライやアジフライといった揚げ物ばかり、だと脂質の摂りすぎになります。魚料理でも揚げ物ばかりにならないように気を付けましょう。

いかがでしたでしょうか。

魚を食べることで、さらに皆さんの食生活や競技力向上になるかもしれません。 これを機に魚を食べる習慣が少ない方も、補食や外食で魚を選ぶところから始めてみませんか?