水泳のお話です。今、水泳界隈では「アウトスイープ」の話題で持ちきりです。
アウトスイープとはプルパターンの中にある手を外に広げる動きです。



このように内側から手を広げるのをアウトスイープといいます。
どういう場面で使うのか・・・
あくまでプルパターンの一連の動きの一つなので、どの泳ぎにも関連するのですが
クロール・平泳ぎ・バタフライは顕著に意識することがあります。

実際これが出来ないからといって、泳げないということはありません。
ですが、出来ると速くなりたいときに一つの改善点として挙げることができます。
どんな人が意識すべき?
いわゆる上級者が意識できる技術でしょう。
上級者の定義は様々ですが、しっかりクロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの4泳法が泳げて
25mのインターバル練習が出来るぐらいの能力がある方が良いでしょう。

けっして初心者が手を出してはいけない技術ではありませんが
アウトスイープの他にも見直すところがあるでしょう、という想いも込めて・・・
アウトスイープができるとコレがお得!
上級者向けとは言いましたが、別に速く泳がないといけないわけではありません。
アウトスイープというか、スカーリングの技術は長くゆっくり、身体への負担を最小限にするために必要なものなので、積極的に学んでほしいものではあります。

大人になれば手取り足取り教えなくてなくても、クロールが泳げるようなレベルであれば動画や文章から練習を組み立てて、技術を習得することができます。
筋トレや柔軟性よりも水を捉える技術を高めることが、長く水泳を続ける上で大切なことです。
またフォームをキレイに出来ればそのオマケとして、抵抗の少ないフォームを身に着けることができて、自然とスピードが上がっていくのです。
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