競泳の練習でよく使われる
ビルドアップ
この解説をしていきます。
ビルドアップとは
上の画像にもあるようにビルドアップの語源となっているのは建築です。
build up
build=建てる
つまり、『積み上げていく』という意味で
水泳に置き換えると
『だんだんスピードを上げて泳ぐ』
ということになります。
似たような練習が他にもありますが、それはまた次回・・・
ビルドアップの練習内容
25mであれば、25mの間で
50mであれば、50mの間で
だんだんスピードを上げていきます。
あくまでイメージですが
例えば50mでビルドアップをすると
スタート~12.5m(真ん中のライン)地点が泳ぐ速さ30%
12.5m~25m地点が泳ぐ速さ50%
25m~37.5m(帰りの真ん中のライン)地点が泳ぐ速さ70%
37.5m~ゴールまでがMAX!
という具合です。
徐々に上げていくので、その地点になったから、急に上げるということはしないでください。
変な言い方をすると「バレないように、いつの間にかMAXで泳いでいるようになってる!」とコーチに思わせることです。
ビルドアップの練習意味
ビルドアップの目的は
スピードコントロール
にあります。
自分のスピードを段階的にコントロールすることで、レース展開を考えることができます。
レース展開の他に、ウォーミングアップ、スイム、ハード、ルースン、ダウン様々な場面で泳ぎの速さを変えることで、その練習の目的・効果を最大限にアップさせることができます。
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