まずは初心者というくくりですが、以下のような特徴を持っている方を対象とします。
初心者と思われる人の特徴
- 水中スタートでけのびの状態で5mを超えられない人
- 4泳法泳げない人
- 25×8 55秒サイクルで回れない人
1.腰掛バタ足・壁つかまりバタ足
練習に入る前の気持ちづくりやウォーミングアップでならOKです。
しかし、ここでバタ足が上手くなったり、フォームをつくるのはあまり効果的ではありません。
進めるバタ足は実際に泳がないとどのように動かしたらいいのか、どのぐらいの速さで足を動かしたら進むのかがわからないので、とりあえず簡単なポイントだけ押さえて泳いでみましょう。
2.プールサイドでのフォームチェック
1の内容と同じで、初心者の場合は水を感じたり、進むことを体感することが大事です。
何分もプールサイドでクロールやバタフライのフォームづくりをしても実際泳いでみると違うことがあります。
こちらも大まかなフォーム確認だけして、泳ぎながらフォームをつくっていきましょう。
3.ロングスイム 過度な練習量
よく見かけるのは体力つけるため、速くなるためにひたすらクロールを泳ぎ続ける人です。
3時間4時間プールにいたり、1回の練習量が5000m超えたりする方は練習の質が悪かったり、オーバートレーニングになっている可能性があります。
初心者であれば1時間程度で十分です。その他の時間は補強トレーニングに充てましょう。
4.フィンを使った練習
気分転換やレクリエーションとしてフィンを用いるのは全然OKです。
しかし、初心者で大事なのは水の感覚です。
フィンは通常より多くの推進力を得ることが出来る上に、フォームも安定しやすいので、上手くなったと錯覚しますが、フィンがついたままのフォームが身についてしまうと本当の泳ぎができなくなるので注意しましょう。
5.小難しいドリル
水泳には4泳法を上手くなるためにそれぞれのドリルがあります。
しかし、ドリルもやり方を間違えるとフォームが崩れたり、自信を喪失してしまったり、ケガをしてしまうリスクもあります。
初心者を脱却するまでは地味な練習をこなし、もしくは自分に合った練習を指導者から与えてもらいましょう。
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