水泳では何が鍛えられるのか・・・

とれち横浜 水泳の技術

昔から全身運動と言われている「水泳」。有酸素運動できる。ダイエットができる。肺活量が鍛えられる。体幹が強くなる。筋持久力があがる。など様々な『鍛えられるポイント』がありますが、実は泳ぎ方によって様々な効果をえることができるのです。また、現代の水泳用具を使えば、誰でもすぐにこおの水泳の効果を得ることができます。そう・・・たとえ泳げなくても・・・

水泳早朝レッスン横浜

有酸素運動はアクアビクスで

有酸素運動の定義は『おしゃべりできる程度の運動強度で30分以上』です。しっかり大きな動きで使っている筋肉、関節を意識して運動をすることが大切です。何も考えずにがむしゃらに泳ぎまくったり、500mも1000mも泳ぐことは一概に有酸素運動をしているとは言えないのです。ストレス発散や遠泳の練習なら話は別ですが・・・。

アクアビクスは水泳??と思われるかもしれませんが、大きな枠組みでは水泳です。アクアビクスの良いところはまず自由に呼吸ができるというところです。泳ぐには息継ぎをしないといけません。しかし水泳の大きなハードルとして「息継ぎの習得」があります。特に大人になってから水泳を始めた方は我流での息継ぎ方法や間違った息継ぎ方法で泳いでいる方が少なくありません。そうなると『おしゃべりできる程度の運動強度で30分以上』というのはなかなか難しいところです。

その点アクアビクスは基本的に立位でやりますし、スポーツクラブのプログラムの枠組みで30分~45分で集団で行われるので、強制的に有酸素運動の定義に当てはめられます。またインストラクターが動きを指導してくれるので正しい動きをすることもでき、何より安全で楽しいことが魅力です。

もしダイエット目的でスポーツクラブへダイエット目的で入会したのであれば、アクアビクスのプログラムをよくチェックして活用するようにしましょう。

水泳でダイエットはできない??

前項でも挙げましたが、ダイエットをするには有酸素運動が有効です。しかし水泳で有酸素運動は意外にもハードルが高い・・・。有酸素運動と無酸素運動は紙一重なのです。無酸素運動とは高強度の運動で、大きなエネルギーを使って、運動能力を引き出すものです。エネルギーを消費する点では有酸素運動と変わらない気もしますが、無酸素運動で失われたエネルギーは身体が日常的に必要なエネルギーと認識して、エネルギー源を蓄えやすくします。そのエネルギー源とは脂肪です。また水泳はプールという環境下から寒さから体を守るために脂肪を蓄えやすくします。そして筋肉+脂肪で身体を大きくすることで水に浮きやすくすることができます。長時間プールで練習する水泳選手の身体が大きいのはこの理由が挙げられます。

肺活量を鍛えよう!

水泳は体力がつく!と言われていますが、どういう理屈で体力がつくと思いますか?単純に陸上で歩くよりも水中で歩く方が1.5倍くらい運動量が高いとされています。さらに”泳ぐ”という運動になったら2.5倍にもなります。また陸上と違って水中は呼吸の制限下にありますので、泳ぐときには息継ぎ動作の短い中で呼気を取り入れる必要があります。水中では水圧もかかってくるので、肺を収縮する動作にも陸上とで違いがあります。これらの違いより陸上での運動よりも肺活量を鍛えるのに効率的だといわれています。

水泳用具を使って、トップスイマー並のスピードに・・・!

陸上でのウォーキングよりも水中でのウォーキング、さらにはクロールやバタフライといった泳ぎの方が運動指数が高いことがわかりました。ただ泳ぐには息継ぎをする必要があります。しかし、息継ぎを習得する必要があり、水泳で効果を得るにまで時間がかかります。そこで、進化した現代の水泳用具を利用します。

まずはセンターシュノーケル。これは海水浴で使うシュノーケルとは違い、顔の前にシュノーケルがくるので、泳ぎの邪魔をしません。

次にフィンです。特に成人の方はキックが苦手、弱い傾向にあります。足のフォームもですが、骨格的に上手なキックが打てない場合もあります。キックが弱いとフォームも崩れ、意図するところではないので、フィンの着用もオススメです。

3つめはパドルです。プルパターンの改善や腕のトレーニングに用います。様々な形・大きさがあり、それぞれで目的が違います。ここで取り上げるのは主にトレーニング用です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。プールによってはご紹介した道具が使えない施設もございます。とれち横浜では月に数回、これらの道具を使った練習会を実施しています。ぜひホームページよりアクセスいただき、練習会ご参加ください。

成人・お子さま問わず、スイムパーソナルもお待ちしています。

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