部活動問題について、多くのキーワードが浮かびます。例えば、「少子化」「勝利至上主義」「体罰・暴力やハラスメント(パワハラ、セクハラ)」「けが」「バーンアウト(燃え尽き症候群)」「ドロップアウト」「勉強との両立」「セカンドキャリア」「先輩後輩の過度な上下関係」「いじめ」「推薦入試制度」「強制入部」「越境入部」「顧問の過重負担」「ワークライフバランス」「外部指導者」「合同部活動」、そして「地域移行」などです。
部活動にはさまざまな問題点があります。顧問の先生は休日も勤務することによって休息がとれなくなることや、技術的に指導できない部活を担当しなければならないこともあります。一方で、生徒や保護者は学業との両立が難しいと感じることがあります。教育委員会が規則を定めている場合でも、部活動や学校の事情によって休みを取りにくくなっている実情もあります。
このような問題を解決するためには、適切なバランスを保ちつつ、部活動の質を向上させるための対策が必要です。
部活動における教師の待遇
実は部活動顧問の待遇一つとっても各地域・各学校で体制が違ったりします。本当は公務員なので、全ての先生に平等な報酬が支払われるべきなのですが、そうではないようです。
例えば、休日の部活動です。アルバイトや派遣社員ならば時給換算もしくは日給である程度固定の報酬が支払われますが、教師の休日における部活動は業務の一環で、手当として何時間働いても数千円にしかならない場合や大会や遠征で1日引率しても出勤扱いでその日は1円も発生しないこともあるそうです。
部活動指導員の地域格差
部活動指導員も待遇は様々です。スポーツ庁から「地域移行」が発せられてはいますが、指導員に支払われる報酬や拘束時間は一律ではありません。
東京都のある地域では【部活動の時間帯のみ週5日の出勤で月収20万】で募集されていましたが、地方では【学生ボランティア募集】で部活動指導員を集めているところもありました。
部活動の主な移行先
基本的には各地域で部活動指導員が登録され、個人で教育委員会等と契約をしていくと思いますが、地域によってはスポーツクラブやプロスポーツチームと提携して、指導を仰ぐ学校もあるようです。
地域の交流としてはとてもいい動きだと思います。特に水泳はプールが無いとオフシーズン(10月~6月ぐらい)は満足に練習できないので・・・
まだまだ部活動指導員のなりてが少なく、学校側も試行錯誤しているとは思いますが
教師の負担軽減
子供たちのパフォーマンスの向上
両方の面でよい成果が出ることを望みます。
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